就活活動の相談を「絶対に両親にしてはいけない」理由をラーメン屋で説明するその1

コネや教授の推薦などがない限り、ほとんどの人が通るであろう就職活動。

 

そこでやってしまいがちな大きな間違い「両親」への就職活動の相談。

 

地元で面接があったりすると、久々に両親にあって積もる話もあるだろうが、就活の相談だけは辞めた方がいい。今日はその理由を説明したい。

 

絶対に両親に就職相談をしてはいけない

 

その1.ラーメンを食べたことがない人が作る、ラーメンランキング

まず、両親への相談内容として想定されるのは「A社を受けようと思うんだけど、どう思う?」「B社はどう思う?」だろう。

 

子供想いの親ほど、頭を働かせて精一杯働かせて答えようとする。どうにかして久しぶりに帰ってきた息子(娘)の力になりたいと。

 

しかし、そこでよくよく考えてみてほしい。

 

 

【あなたの親はその会社で働いたことがある】のか?

 

・・・・もちろん働いたこともない。知り合いがいるわけでもない。

 

有名企業であれば多少の知識があるかもしれないが、それはきっとCMでの印象やワイドショーで取り上げられたニュースに基づいたデータである。

 

本気で就職活動を行っているあたなに勝る情報を、ワイドショーから得られることがあるだろうか。

 

なお悪いケースは、専業主婦のお母さんに相談することだ。

 

専業主婦をディスるつもりもない。私にも最近第一子が生まれて、改めて世界中の母親すごい、父親すごい、と子育てをしている全ての人達にリスペクトの念を覚えている。

 

しかし、こと就職活動に関する相談において、専業主婦のお母さんに聞いてどうするといいたい。お母さんにもその質問するのは酷だよと。

 

「就職したこともないし、知らんわ!」って突き放すのが、お母さん的にはベストアンサーだw

 

これと全く同じ現象が起きているのが、「就職先人気起業ランキング」だ!毎年大々的に特集が組まれて、新聞、雑誌、ネット、どこもかしこもランキング一色になる時期がある。

 

まるで、ランキング上位の会社は、とても素晴らしい、超ホワイト企業のように扱われている。

 

しかし・・・・

 

ラーメンを食べたことがない人に、ラーメンの味を聞いてどうする?

 

一度もラーメンを食べたことがない人が作るラーメンランキングなど、くその役にも立たない

 

 

どういうことか、

 

人気企業ランキングば、一度も会社に就職し働いたこともない学生が、働いたこともない会社を評価したランキング

 

ということ。

行ったことないラーメン屋をイメージでランキングする、こんな無茶苦茶なランキングがあるか!

 

その2に続く、、、

 

 

それでもやっぱりライザップが好きだ

https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASLCH4FJ1LCHULFA00T.html

 

カルビーの松本氏との不仲説から始まり、ここ2、3日大盛り上がりのライザップ。

 

時代の寵児のように持て囃された瀬戸社長にも、メディアからの手のひら返しの厳しい指摘!

 

毎度のこととは知りながら何だかなと。

 

個人的にライザップの戦略は超好きで、ものづくり業界、伝統工芸業界でも同じことができないかと考えている。

 

ライザップ的な改革は、今まさに工芸の世界に求められていることで、もちろんそれぞれの産地でそれぞれの会社や団体や行政が盛り上げを行なっているが、いずれもちまちまとした試みで、それこそ日本全体でのシナジーは生まれていない。

 

助成金頼みの一過性の展示会を開いたところで、きちんと商流を作らなければ意味がない。

 

海外で展示会やったって、それを現地で流行にして日本に逆輸入して持ち込まない限り、ブランドにもならないし、商品も売れない。

 

そうそう、日本人は、未だに戦後の欧米憧れ教育が抜けず、ニューヨークから来た、アメリカで流行っている、というのは何もITの世界だけではなく、飲食でもアパレルでもダイエットでも異様に好きだ。

 

全米が泣いた、というのが大好きだ。

 

工芸の世界で、それを意図的に起こした人はまだいない。

 

南部鉄器は逆輸入的に日本で流行ったけど、あれはもともとパリの紅茶屋さんからの依頼の発案で、日本から仕掛けたわけではない。

 

意図的に日本から起こさないと再現性はない、受動的に依頼を待っていてもダメ。

 

話がそれたけど、ライザップが好きだ。

 

その思想が好きだ。

 

工芸の世界のライザップになりたい。