それでもやっぱりライザップが好きだ

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カルビーの松本氏との不仲説から始まり、ここ2、3日大盛り上がりのライザップ。

 

時代の寵児のように持て囃された瀬戸社長にも、メディアからの手のひら返しの厳しい指摘!

 

毎度のこととは知りながら何だかなと。

 

個人的にライザップの戦略は超好きで、ものづくり業界、伝統工芸業界でも同じことができないかと考えている。

 

ライザップ的な改革は、今まさに工芸の世界に求められていることで、もちろんそれぞれの産地でそれぞれの会社や団体や行政が盛り上げを行なっているが、いずれもちまちまとした試みで、それこそ日本全体でのシナジーは生まれていない。

 

助成金頼みの一過性の展示会を開いたところで、きちんと商流を作らなければ意味がない。

 

海外で展示会やったって、それを現地で流行にして日本に逆輸入して持ち込まない限り、ブランドにもならないし、商品も売れない。

 

そうそう、日本人は、未だに戦後の欧米憧れ教育が抜けず、ニューヨークから来た、アメリカで流行っている、というのは何もITの世界だけではなく、飲食でもアパレルでもダイエットでも異様に好きだ。

 

全米が泣いた、というのが大好きだ。

 

工芸の世界で、それを意図的に起こした人はまだいない。

 

南部鉄器は逆輸入的に日本で流行ったけど、あれはもともとパリの紅茶屋さんからの依頼の発案で、日本から仕掛けたわけではない。

 

意図的に日本から起こさないと再現性はない、受動的に依頼を待っていてもダメ。

 

話がそれたけど、ライザップが好きだ。

 

その思想が好きだ。

 

工芸の世界のライザップになりたい。